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“キャプテン”酒井高徳に可能性を感じた、ファンとのエピソード

 

今回、ハンブルクマルクス・ギスドル監督は、新キャプテンに酒井高徳を任命した。
 
 クラブは近年、毎年のように不振に喘ぎ、ギリギリで何とか残留を果たすというドタバタを繰り返している。
 
 にもかかわらず、「自分たちは名門」というスーツを脱ぎ去ることができずに、何の根拠もないまま、「今シーズンこそは大丈夫」というフワフワした気持ちが、いつまでたっても見え隠れしている。
 
 確かにシーズン前には、シュツットガルトから快速ドリブラーのフィリップ・コスティッチ、バルセロナから大型タレントのアレン・ハリロビッチ、そしてオリンピック金メダリストのドグラス・サントス(←アトレチコMG)を獲得するなど、動きは見せた。
 
 昨シーズンにプレミアリーグで快進撃を見せたレスターのようなドリームストーリーを想像したファンもいたかもしれない。
 
 だが、上層部を含むクラブ全体の根本的な意識改革もないまま、選手の入れ替えだけで上位浮上が可能なほど、ブンデスリーガは甘くはない。開幕から負けを重ね、監督交代も大きな効果が出ないまま、最下位に沈み込んでいる。
 
 こうした停滞感を払拭するために、ギスドル監督は酒井に白羽の矢を立てた。
 
 酒井が常に見せている、どんな時でも責任感を持って、愚痴ることもなくチームのために走り、戦い続ける姿、些細なミスも見逃さずに積極的に声をかけて修正しようとする姿、苦しい時でも声を出してポジティブな雰囲気を作り出そうとする姿が、象徴となるべきと考えたのだろう。
 
 それは、監督からチームに向けての明確なメッセージだった。

 

ただ声を聞くだけでなく、現状を説明し、思いを伝えた酒井。

 酒井の人となりを表わすエピソードがある。
 
 第4節のフライブルク戦を0-1で落とした後のことだった。試合後、アウェーまで帯同してくれたファンに挨拶に行った選手だが、不甲斐ない試合内容と結果に、激しいブーイングが起こった。
 
 多くの選手がどうしたら良いか分からず、距離をとって状況が収まるのを見守っているなか、酒井はGKレネ・アドラーらとともに、ファンとの話し合いに応じていた。
 
「味方の選手に『来い』という風に言われたので、ファンの方に少し落ち着くように話をしました。
 
 こういうシチュエーションはもちろん、ファンには申し訳ない。ただ、僕らも僕らでやっぱり不満だし、チーム全体、あるいはクラブ全体の問題だから、ファンが信じてくれないと僕たちも頑張れない。
 
 不甲斐ない試合をしてはいるのは確かだけど、自分たちなりに気持ちを見せて試合をしている、ということは言って……。
 
『じゃあ、どうしてファンは団結して来ているのに、何人かの選手は(試合後)すぐ(ロッカールームの)中に入って、何人かの選手は外にいるんだ? 話している奴がいるのに、何で(数人で)固まっている奴らがいるんだ?』と言われたので、『それは、俺も良くないと思う』と。
 
『じゃあ、呼んで来い』って言われたんですが……。『でも、呼んだところで罵倒しかしないでしょ?』ということを話しました。そういうのは必要ないし、みんなが同じ方向を向くことが一番大事だと、ファンには伝えました」
 
 激高するファンを前にしても、ただ話を聞くだけではなく、誠実に自分たちがやるべきことを考え、真っ直ぐに向き合い、真摯に思いを伝える。その姿を、ファンも知っている。
 
 ブレない強さ。それこそが、最下位に苦しむクラブに一番必要なものである。
 
 酒井を中心に置くことで、どんな相乗効果が生まれるのだろうか。ここからの、ハンブルクの巻き返しに期待したい。
 
文:中野 吉之伴
 
【著者プロフィール】
なかの・きちのすけ/ドイツ・フライブルク在住の指導者。2009年にドイツ・サッカー連盟公認のA級コーチングライセンス(UEFAのAレベルに相当)を取得。SCフライブルクでの研修を経て、フライブルガーFCでU-16やU-18の監督、FCアウゲンのU-19でヘッドコーチなどを歴任。2016-17シーズンからFCアウゲンのU-15で指揮を執る。1977年7月27日生まれ、秋田県出身。

 

なるほどね、酒井ってそんなに表立ってサポーターと対話するタイプなんですね

しかしどこのサポーターもコアはめんどくさいですね。

コアサポーターと選手がぶつかり合っても結局うまくなんかいきませんけど。

それよりこの記事のライターの経歴面白いですね

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