川崎はポジションの概念すら“壊す”。 「DF田坂」は一見奇策、実はロジカル。
一見、奇策のようで、実は理にかなったものだった。
セカンドステージ、年間順位ともに最下位に沈むアビスパ福岡を等々力陸上競技場に迎えたJ1セカンドステージ11節。試合前に配られたメンバーリストの川崎フロンターレの欄には、GK、4人のDF、4人のMF、2人のFWが並んでいた。
キックオフ直前、オーロラビジョンで紹介された予想フォーメーションは、FW登録の小林悠が右サイドハーフに入る4-2-3-1だったが、ディフェンスラインが4人であることに変わりはなかった。
ところが、ピッチに散らばった川崎の選手たちが描いた陣形は、3-4-3だった。そして、3バックの右に入ったのは、本来はサイドハーフなどを務めるMF登録の31歳、身長174センチの田坂祐介だったのだ。
「今週はずっとあそこでやってきて、自分の中では新しい感覚ですね。4バックの右はあるけど、後ろ3枚はこれまで経験がないですから」
実は、田坂の右センターバック起用は、2日前の紅白戦ですでに試されていた。トレーニング後、その狙いについて訊ねられた風間八宏監督は「個人的なことだけじゃなく、チームの中のこともあるし、それがどういう風になるかはこれからだから、そんなに取り上げてほしくない」と煙に巻いたが、その理由のひとつに、苦しい台所事情があっただろう。
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http://number.bunshun.jp/articles/-/826481
スタメン表見たとき、なーんやエウシーニョと車屋の4バックやんかやっぱ~
田坂CBとか飛ばし乙!!
って思ったのに・・・
選手に合わせず風間に合わせる、これぞ革命家率いるヤヒロンターレなのだ!!