逆マーチンゲール法とは (パーレー法)
逆マーチンゲール法というのは
マーチンゲール法とは違って、強気な考え方です。
というものマーチンゲール法は何度か負けても最後に勝って、
当初の目標の利益を出していく考え方ですが、
逆マーチンゲール法は勝った場合にそのまま勝った分も含めて、
次の賭け金にしてしまうという考え方なのです。
仮に、最初の賭け金を1000円とします。
賭けるオッズは均一に2倍としましょう。
普通に別個として賭ける場合
仮に3連勝しても、利益は3000円ですね。
しかし逆マーチンゲール法で行くと
1000円が2倍×2倍×2倍なので8000円になり、
利益は8000ー1000で7000円です。
こうなると、同じ結果でも賭け方によって利益に2倍以上の差がでていますね?
このような行為を「転がし」とも言います。
出した利益をそのまま次の賭け金に転がしていくということです。
では仮に、この3戦を2勝1敗ではどうでしょう?
別個に賭けると2000円(勝った利益)ー1000円(外した損失)で
1000円の利益ですね。
逆マーチンゲールで賭ける場合は一度でも負けるとそれまでの利益ごとパ~
なのでー1000円です。
つまり、賭けるにはある程度自信のあるものに賭けなければ、
勝率が高くても、利益は出てこないわけです。
例えば均一に2倍のオッズに賭ける場合、勝率は50%でトントン
プラスマイナス0なわけですが、
逆マーチンゲールの場合はどう考えるべきでしょう?
これは一概に勝率では語れません。
勝率が80%を超えていても逆マーチンゲールで賭ける以上、
いつかは負けてしまいますものね。
逆マーチンゲールは勝った場合、どこで引くかというのも大事なところです。
仮に3連勝して、利益が賭けた金額の7倍になった時点で止めるとします。
そうすると、3連勝するのに8回に1度勝てばトントンで
プラスマイナス0なので、勝率は12.5%でいいわけです。
この12.5%は別個の勝率ではなく、3連勝したときの勝率である点は
もう一度確認しておきます。
さてそう考えると、逆マーチンゲールは賭ける試合に自信がある場合でなければなりません。
しかし、逆に言えば賭ける試合を絞って、勝率を上げるタイプの賭けかたを
する人にとっては向いている賭け方ではあるといえます。
勝率を上げるには時間を掛ける必要がありますが、
それゆえあまりたくさんの試合に賭けることはできません。
また均一な金額でBETする場合は
仮に賭けるオッズが2倍で勝率が66%ほどでも賭ける金額も均一であれば
賭ける試合が30試合で賭ける金額×10倍ほどの利益です。
この賭ける金額が均一な場合は賭け金は資金の10%ほどが限度だと思います。
理想な2%程度だと思いますが。
まあこの賭ける金額が1000円であれば先のような条件で勝てるかなりの予想上手でも
1万円にしかなりませんし、仮に1万でも10万にしかなりません。
このような条件で勝つにはある程度の時間が必要になるので、
30戦の予想をして10万というのは多いのか少ないのかはなんとも
いえません。
それは人それぞれの考えによるでしょう。
賭ける金額や掛ける時間に寄る部分も大きいですからね。
しかし逆マーチンゲールで考えると、
極端ですが、
3連勝を2回して途中で失敗を4回したとしても利益は同じです。
賭け金にそれほど金額を賭けれなかったり、予想に時間を掛けるタイプの人は
逆マーチンゲールは有効な方法のひとつにはなりえます。
また多くの試合に賭けなくてもいいので、
負けが込んでも、それほどの損失にはならないといえるでしょう。