鹿島の快挙を称賛も嫉妬する韓国メディア 「大陸王者でない」と“開催国枠”に疑問の声も
FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)準決勝で鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3-0で下して、アジア勢初の決勝へと駒を進めた。
サッカー専門サイト「スポータルコリア」は、「“異変”鹿島、アトレティコ・ナシオナルを3-0で撃破、アジアのクラブとして初の決勝行き」との見出しをつけるなど、各メディアが「異変を起こした」という表現を用いて鹿島の勝利を大きく報じた。
ただ、一方でFIFA主催の試合で初めて導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)による判定で、鹿島が得た前半33分のPKについて触れる韓国メディアも多かった。
総合ニュースサイトの「ニュースエン」は、「サッカー界初のビデオ判定の恩恵を受けた鹿島」との見出しで、「誤審も試合の一部という通説を壊す大きな変革だった。鹿島は初めてその恩恵を受けた」とまとめた。
スポーツ専門サイトの「スポTVニュース」は、「アジアのチームのなかで初めてクラブW杯決勝に進出したことは、十分に評価されることだ」と鹿島の勝利を称えつつも、「開催国の対戦相手の運も無視できない。それに加え、これまで13回、クラブW杯が開催されたが、そのうち8回が日本で開催された。今大会が開催される前、日本のチームの最高成績3位(07年浦和レッズ、08年ガンバ大阪、15年サンフレッチェ広島)はすべて日本開催だった」と、今回の決勝進出もホーム開催という有利な条件から生まれたものだと言い切っている。
確かに韓国メディアの立場からすれば、かなり複雑な心境だろう。チェ・ガンヒ監督は、取材に来ていた韓国の記者たちに「レアルと対戦できなくてすまない」と言葉をかけていたほどで、アジア王者として出場した全北現代が初戦でクラブ・アメリカ(メキシコ)に敗れ、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦できなかった悔しさが強く残っている。そこに、鹿島の決勝進出という現実を突きつけられたわけだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161216-00010018-soccermzw-socc
日本のクラブが出れることは嬉しいですが、
やはり大陸王者で世界一のクラブを決めるというのが趣旨なので
鹿島が勝つことは本来は言語道断ではあります。
というか、本当は開催国枠なんて無粋なんですが、
まあビジネスというわけで・・・
つっても結局、観客はほとんど入らないんですけどね。
一部の欧州のチーム見たさ以外にはなかなか厳しいですね。
むしろ空席を目立たせなくするために、タダ券を配っているということも。