ROIとは
ROIとは、投資した資本に対して得られる利益の割合。対象から得られた利益を投資額で割ったもの。一般的には割合の値に100を乗じてパーセンテージとして表すことが多い。
事業や資産、設備の収益性を測る指標として一般的なもので、投資に見合った利益を生んでいるかどうかを判断するための重要な指標である。広告などの場合には、収益を費用で除した割合のことを指す場合もある。
という一つの指標なんですが
要は計算式を出しながら、わかりやすく説明すると
投資利益率(ROI) =(売上額 − 全投資額) ÷ 全投資額
で出せるのですが、
仮に10万円を投資に使って、20万円儲けたとします。
その場合
ROI=(20万ー10万)÷ 10万
となります。
この場合のROIはいくらでしょう
1ですね。 これをパーセントで表すと、100%です。
つまり
10万円を投資して10万円(投資額と同額)を増やしたので100%分(10万)
増やしたというわけです。
仮に100%のROIを出し続ける方と同じように投資をすれば
投資額と同じだけ利益を出せるというわけになります。
一か月に10万円づつ投資すると1年で120万円の投資で240万円に、
つまり120万円の利益になるというわけですね。
と、ROI100%は化け物という数字です。
現にありとあらゆる投資でそんな利益率を出している人間は極々一部でしょう。
投資で1万円を稼ぐには10万円はあるといいですね。
ROIは10%でも相当優秀ですから。
考えてみてください
300万円でなにか投資をして、毎月30万も利益があったら、
それだけで食っていけます。
一時的でなく通年、また長い間ROIでプラス10%というのは
それだけの数字です。
いろいろな投資がありますが、
ローリスクで300万で30万稼ぐのは
株などでもそう簡単ではありません。
ブックメーカーでもそういったROIを出す人はそう多くはないでしょう。
実際、オッズポータルでもROIが7%以上でゴールドの星になるので
7%でも相当です。
ではオッズポータルでROI10%以上の方の予想に乗れば
300万円で毎月30万稼げるじゃん!!
と思う方もいるでしょうね。
オッズポータルの設定ではROIは基本その時出ているオッズの中から
最大のオッズを出しているものを反映させています。
つまりその人が賭けた時にオッズが出ているブックメーカーの最大値を
取っているわけです。
そういった場合はこちらが同じように賭けようにも、
そもそもその最大値のオッズを出しているブックメーカーを
こちらが使えることと、その方が賭けてから、オッズが低くなってしまって
いないかという二つの大きな問題があります。
しかしブックメーカーは信用のできるところでないと
いけませんし、かつ自分が使うブックメーカーを
増やしすぎると資金の管理が面倒なので、おすすめできません。
しかしもちろんこちら側が
高オッズを出すブックメーカーをこちらがいくつか用意しておくことも大事です。
そうであれば、その方が予想をしてからすぐに賭ければ大きな問題はないでしょう。
しかし、あたりまえですがそういった、予想を真似されるような方の出したオッズは
すぐ下がります。
また、各ブックメーカーには特色がありますし、
一斉にオッズを出すわけでも、必ず同じ賭け式があるわけでもありません。
それに
馬鹿みたいにそういった方が出した予想に皆が倣って逆側のオッズが高騰した場合は
そちらに賭けるのもひとつの考え方です。
さて
ROIについて話を戻します。
もしあなたが誰かと同じように賭けれて
ROIが安定して10%ある方と
ROIが安定して5%ある方、
どちらがあなたにとって利益を出してくれるでしょう?
これは、あなたの賭け方によります。
例えばあなたが月300万円で上記の予想をする方を信じて賭けることができるので
あればROIが10%の方でいいでしょう。
しかし、例えばその方が月に1つしか予想を出さない場合
あなたはそれに300万円を賭けることができますか?
これはかなり難しいです。
実際問題、今までどれだけ安定して予想を出していても、
現実としてその方が、これからも安定して利益を出し続けるかはまったくわかりません
あなたがリスクマネージメントをして3万円にしたとして、
当たっていても3000円の利益にしかならないということです。
あなたがその方の予想で利益を出すことをあてにしてなければいいですが
あなたがその方の予想に乗って利益を出すことを前提にした生活を送って
いれば大問題です。
そうでなくても、その月の利益は少なくなってしまいますね。
それに現実として一つの賭けに300万円という大金は賭けられませんし、
理想としては月に100予想を出して、一つの賭けに3万円という固定した金額を
賭ける方がリスクマネージメントとしては重要です。
そういう意味では
ROIが以下に高かろうと、予想数が少なければリスクマネージメントの面でも
実際の利益としても低くなります。
月に10個でも5%もROIがあれば
一つの賭けに3万でも月に1万5000円になります。
100個あれば15万円です、
例えば資金が一か月に10万円を資金として一つの賭けに1万円づつ
10個の賭けにROI10%で運用したとしても
一万円になりますし、
通年では12万円になります。
一か月に1万でも
一年に12万でも
普段の生活より少し贅沢できませんか?
私は現実的にはそれは可能ですし、
一般的にはそれでいいと思います。
ていうかブックメーカーの一番いいところって、単に面白くて楽しいところだと思いますけどね。
ギャンブルで資金10万円も・・・なんて潔癖な方もいらっしゃるかもしれませんが、
月に10万円ではなく趣味の初期投資で10万円
これを通年で運用していくと考えると月では1万円を切りますし、
全く持って娯楽の範疇です
というか、利益うんぬんじゃなく、試合を見ながら、うーんこっちが勝ちそうだなとか
自分の好きなチームをより熱く応援するために
数百円賭けることから始めるといいと思うんですよね。
スポーツ自体の注目度がもっと上がって、
スポーツ自体に詳しくなって、
どんどん賭けることが上手くなって、
ちょっとしたお小遣いができる。
そんなのが理想です。
さて、じゃあ本題としてです
ROI10%をオッズとして考えて見ましょう。
ROIっていうのは利益を投資額から見て何パーセントだって話なわけですが
10%っていうのは
例えばオッズ1.1倍に賭けて当たればROI10%ですよね
あれ?簡単じゃんと思う人もいるでしょう
しかし、オッズ1.1倍に賭け続けて、10回に1回外したら
今までの儲けは水の泡どころか赤字ですから
実際問題としてはそんなに簡単じゃありません
実際、ブックメーカーにも取り分があるわけですから
確率としては1.1倍に賭けて10回に1回外さないのは
かなり難しいです。
1.1倍に賭ける以上、利益を出すには的中率91%
以上を出さないといけないわけですから、厳選しなければなりませんし
ピナクルでも一つのベットに数十万と賭けれるわけではないですからね
そもそも厳選するのも大変ですし
なにより負けが込むとメンタル的にきついので
あまりおすすめできる方法ではありません。
現実として、オッズは最低でも2.0以上が単純にいいと思います。
仮に2.0を基準にすると
50%以上当たると思えばいいわけですからね
そうするとROIで10%を出すには
20回賭けて11回当てればいい
そう考えると
大分楽に賭けることができます。
また賭ける回数は多いほどリスクマネージメントとして
賭ける金額を大きくしなくていいので
どうしても負けが込むときはありますが、
一番大事なメンタルをやられなくて済みます。
1.1倍などを賭けてはいけないわけではありませんが
そういったオッズにこだわりを持つと、
もっと簡単に利益を出せるオッズを見逃します。
ブック自体が楽しくないですし、
楽しくやらないときついだけです。
10回やって一回負けたら赤字の1.1倍より
20回やって半分より1回勝てばいいだけの2.0倍を
取れるようになった方がいいですよ
まあもちろんもっと高オッズを取れればもっといいですが、
何十試合を見て、低オッズを取るより
何十試合からいくつかの高オッズを取る目を養うほうが
有益です。
的中率そのものは関係ありません。
あなたが5.0倍以上に賭けるなら的中率は20%もあれば十分ですからね。
仮に100回、一回のベットに一万円をオッズが5.0に賭けて21%当てたなら
ROI5%=(105万ー100万)÷100
この1%の上乗せで5万の利益なわけです。
さてでは少し考えて見ましょう
仮に上記の条件でオッズだけ0.1下げて4.9にした場合どうなるか
ROI2.9%=(102.9万ー100万)÷100
こうなります、
0.1のオッズ差でも100回賭けるとこれだけ利益や
ROIに影響を与えます。
これをオッズが4.7まで下げると赤字になります。
しかし的中率が1%上がればまた3.4万円の黒字です
つまりオッズと的中率の少しの違いが決定的な違いを生み出すということです。
そういうことを考えると
人の予想に乗ることは簡単ではないと思いませんか?